製図に関する用語

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建築製図通則とは、建築関係の製図に関する共通の決まり事を標準化したもの。建築製図通則(JIS A 0150)の他に、工業分野共通の製図通則(JIS Z 8302)などがある。線の種類や用法、図形や記号、文字の種類や用法、図面上での長さ・位置・角度などについて指示する方法を決めている。


製図用紙とは、製図を描くための紙のこと。製図用紙としてケント紙、上質紙、トレーシングペーパー、美術紙(ワトソン紙)などがある。住宅製図では主にトレーシングペーパーが用いられている。用紙の大きさは、A列とB列があるが、建築製図通則(JIS A 0150)ではA列の規格寸法に従うことになっている。A0〜A4が用いられ、長手方向を横に置いた位置を正位としている。


実線とは、連続した切れ目のない線のこと。太い線と細い線があり、その太さの比率は2:1とし、外形線、寸法線、寸法補助線、引出線、中心線などに用いられる。


鎖線とは、一点鎖線と二点鎖線とがあり、一点鎖線は、長い線と短い線を交互に繰り返す線。二点鎖線は、長い線の間に短い線を2本挟んで交互に繰り返す線。中心線や想像線などに使用される。


破断線とは、全長を描く必要がない場合や不可能な場合に対象物の中間部を切断・省略し、その境界部に用いる線のこと。一般的には、ジグザグ線を用いることが多い。


外形線とは、主に太い実線で描かれ、対象物の見える部分の形状を表すのに用いられる。建築図面では、断面部の表示は極太線とし、単に見える部分は前者より細く表す。


寸法線とは、細い実線で描かれ、対象物の寸法を記入するために用いられる。対象物から引き出した寸法補助線の最短距離を寸法線で結び、その上に寸法を記入する。両端に矢印などを付けることがある。


寸法補助線とは、寸法線と同じく細い実線で描かれ、寸法を記入するために対象物から引き出す線のこと。


引出線とは、細い実線で描かれ、名称・説明・記号などを記入するために、該当箇所から引き出される線のこと。


中心線とは、細い一点鎖線で描かれ、対象物の中心を表す線のこと。


想像線とは、一点鎖線や二点鎖線で描かれ、実際にはないが便宜上必要な形状を示すのに用いられる。


ハッチングとは、細い実線で規則的に並べた平行線のこと。ある特定の部分や切断面などを明示するために用いられる。


縮尺とは、図面に実物より小さく描き、図面に描かれた長さと実物の長さの比率のことをいう。住宅の設計図では1/50、1/100が一般的で、インテリアの図面では1/20、1/30、1/50などが用いられる。

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