室内空気に関する用語
室内空気の汚染源は、主に居住者自身の呼気による二酸化炭素がある。その他に暖房・調理などにより発生する二酸化炭素・一酸化炭素、喫煙により生じる浮遊粉塵、家具などの木材より発生するホルムアルデヒドなどの化学物質などがある。
二酸化炭素とは、燃焼中の炭素成分が完全燃焼した場合に発生する無色・無臭の気体で、大気中に通常0.03%程度含まれる。分子式はCO2で通称、炭酸ガスともいう。通常濃度0.5%程度までは無害だが、4%を超えると人体に害をおよぼす。室内空気の汚染と一般に比例するので空気汚染の目安として使われる。建築基準法やビル管理法で室内のCO2許容含有率は1000ppm(0.1%)以下と定められている。
一酸化炭素とは、燃焼中の炭素成分が不完全燃焼により生じる無色、無臭の有害ガスのこと。分子式はCO。血液中の酸素の運搬体であるヘモグロビンとの結合力が酸素の約250倍もあり、少量吸入しても酸素欠乏により一酸化炭素中毒になり、頭痛・めまい・吐気を起こし、放置すれば死に至ります。建築基準法やビル管理法で室内のCO許容含有率は10ppm(0.001%)以下と定められている。
浮遊粉塵とは、空気中に含まれる塵埃のうち粒径が、10μm以下のものをいう。床面に落ちることなく空気中に漂いつづけ、吸引することで呼吸器系に害をあたえる。ビル管理法で0.15mg/m3以下と定められている。
ホルムアルデヒドとは、無色で刺激臭のあるガス状の化学物質。水に溶けやすく、水溶液を「ホルマリン」と呼び、殺菌剤・防腐剤としてや建材・合板・壁紙・家具などの接着剤として用いられ、揮発したガスにより呼吸器疾患、アレルギー性皮膚炎、シックハウス症候群の原因となり、発ガン性も指摘されている。
シックハウス症候群とは、近年住宅の高気密・高断熱化が進み新築の住宅において、壁紙・フローリング・家具などの建材や接着剤から発生するホルムアルデヒドなどの有害化学物質が原因となって発生する頭痛・吐き気・目や喉の痛み・アレルギーなどの健康障害を総称してシックハウス症候群という。シックビル症候群の一種。
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