キッチン設備に関する用語
キッチンレイアウトの種類には、T型キッチン、U型キッチン、L型キッチン、U型キッチン、アイランド型キッチン、ペニンシュラ型キッチンなどがある。キッチンの種類としては、セクショナルキッチンとシステムキッチンとに大別される。さらにシステムキッチンには、部材型システムキッチンと簡易施工型システムキッチンがある。
T型キッチンとは、シンク、加熱調理機器、調理台、冷蔵庫、キャビネット類などを壁面などに沿って一列に配置するレイアウトのこと。特徴としては、コンパクトであり狭い独立型キッチンやダイニングキッチンに適する。作業動線が長くなり使いにくくなることもある。アイ型キッチン、1列型キッチンともいう。
U型キッチンとは、シンク、加熱調理機器、調理台、冷蔵庫、キャビネット類を向かい合わせに対列させたレイアウトのこと。比較的狭い独立型キッチンに適している。作業動線が短く、動作効率がよい。2列型キッチンともいう。
L型キッチンとは、シンク、加熱調理機器、調理台、冷蔵庫、キャビネット類をL字型に配列するレイアウトのこと。車椅子利用者にも、移動の面で適した配置で、6〜8畳程度のダイニングキッチンに適応する。配膳などを含めた作業の動線が短く合理的にまとまるため、キッチン空間全体の作業性が高いものになる。
U型キッチンとは、シンク、加熱調理機器、調理台、冷蔵庫、キャビネット類をU字型に配列するレイアウトのこと。収納性や作業動線からも効率的で、独立型キッチンに限らず、オープンな空間やダイニングとの境界をある程度明確にもうけたい場合に適する。
アイランド型キッチンとは、壁から離れたアイランド(島)部に、シンク、加熱調理機器、調理台などを独立させて配置したレイアウトのこと。広いオープンな空間が必要であるが、ホームパーティや調理教室などにも使いやすい。
ペニンシュラ型キッチンとは、調理台の一部が半島(ペニンシュラ)状に突き出して居室側に開放されているレイアウトのこと。ダイニングテーブルやカウンターが付くことが多く、オープンなキッチン空間の形成に適する。
ワークトライアングルとは、シンクの中心、加熱調理機器の中心、冷蔵庫の中心の3点を頂点とする三角形の各辺の長さやその合計値により、人間工学上最も合理的なキッチンの作業動線を判断する考え方のこと。日本人の場合は、三辺の合計が3600〜6600mm程度が使いやすいとされている。
加熱調理機器とは、加熱調理するための機器のこと。ガスコンロが主流だったが、最近は電気クッキングヒーターの人気も高く、ニクロム線ヒーターによるシーズヒーター式、ハロゲンヒーター式、電子レンジと同様の電磁波によるIH式などがある。
セクショナル型キッチンとは、流し台、調理台など単品で販売されているものを、現場に並べて設置するキッチンのこと。設計・施工の手間はほとんどいらないが、自由度は低く、ワークトップも分離されている。
システムキッチンとは、各種部材を自由に組み合わせ、ワークトップで一体化したキッチンのこと。JISの規定によれば「システムキッチンとは調理作業に必要なキャビネットと機器(加熱調理器・冷蔵庫など)を有機的に組み合わせたキッチン設備をいう」とある。JIS規格では、従来からあるセクショナルキッチン、輸入された部材型キッチン、両者の中間の簡易施工型キッチンの3種類をシステムキッチンに含めている。市場では、部材型と簡易施工型をシステムキッチンということが多い。
部材型システムキッチンとは、工場で造られた多種の部材を現場の条件に合わせて選択したものを組み合わせて完成させるものをいう。選択の幅が広く、レイアウトの自由度があるが、コンサルティングや施工などに詳細な知識や技術が必要で価格が比較的高くなる。いわゆる高級システムキッチンといわれるものの多くは、部材型に属する。
簡易施工型システムキッチンとは、セクショナルキッチンと部材型システムキッチンの長所を融合した商品で、あらかじめ完成状態で規格化されたもの。部材型システムキッチンと比較して部材が少なく自在度は劣るが、施工が容易であり、価格も手ごろで国産システムキッチンに多く採用されている。
ワークトップとは、調理の作業台として使用される甲板(天板)のこと。カウンタートップともいう。素材としては、ステンレス、メラミン化粧合板、ダップ化粧合板、天然石、人造大理石、集成材などがある。
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